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『キラプリおじさんと幼女先輩』

   

岩沢藍 先生の「第23回電撃小説大賞・銀賞」受賞作。女児向けアイドルアーケードゲーム
に心血を注ぐ高校生が女子小学生に地元トップの座を追われる所から始まるラブコメです。
(イラスト/Mika Pikazo 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892670-6/


下関にある高校へ通う“夏希”の心配の種。それは幼なじみが二次元の女児向けゲームに
嵌まって友達を作らないこと。そんな彼女の思いを他所に日々「キラプリ」を楽しむ彼が
女の子の“千鶴”とムキになって争う姿を見て更生の道を歩ませる決意をするのだが──。

都会でランカーとして名を馳せていた“千鶴”が、なぜ下関で“翔吾”の縄張りを荒らす
のか。その理由を探る余裕もなくライバルとして勝つために切磋琢磨する彼が、いつしか
彼女と気が置けない関係になっていく。その展開がコミカルで妙に熱いのがまず印象深い。

“夏希”が差し伸べた手と「キラプリ」を通じて築いた“千鶴”の小さな手。“翔吾”は
どちらを取ることになるのか。選んだ先に待つ思わぬ結末に思わず心がほっこりしました。
Mika Pikazo 先生が描く幼女先輩が可愛くて物語への没入感がまた半端ない。最高でした。