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『長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本』

   

江本マシメサ 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。雨の日のみ開店する洋館カフェ
でバイトする女子大生が極上スイーツと長崎の歴史、そして恋心に触れていく物語です。
(イラスト:げみ 先生)

http://tkj.jp/book/?cd=72684901
http://ncode.syosetu.com/n7322df/


雨の日のオランダ坂。バイトの面接で失敗した“乙女”は傘も差さず大好きな作家の本も
びしょ濡れしながら「Cafe 小夜時雨」に辿り着く。メニューは気まぐれで1セットのみ、
五百円という仏頂面の店長が出すスイーツに魅了された彼女は早速バイト先に選ぶが──。

長崎出身の先生だからこそ描ける情景や、物珍しいご当地スイーツの数々が目を惹きます。
店長の“向井”に教わる長崎文化に、そして彼自身に少しずつ魅了されていく“乙女”の
機微が何とも面映ゆいです。店を訪れる物珍しい客との交流も演出に一役買っています。

店の運営方針もそうですが、そもそも存在が謎すぎる“向井”の正体は・・・早いうちに想像
できる思います。どういった形でそれが明らかになるのか、実は出会うべくして出会った
2人だと気付かされる雨の夜のオランダ坂でのやりとりを読んで確かめてほしい作品です。