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[ライトノベル]薔薇十字叢書 蜃の楼(★★★☆☆)

   

『この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん』昭和二十七年。文士・関口巽は刑事・木場、担当編集の桜木とともに、東京を彷徨っていた。巷を騒がす連続神隠し事件。その被害者が消えた跡に、関口初の長編小説「蜃の楼」が残されていたため、犯人探しに巻き込まれたのだ。捜査線上に浮かぶのは、“S”と名乗る黒衣を纏った犯人像。一行は犯人を拿捕すべく、犯行の痕跡を追っていく。空を仰ぐと、視界には、天を衝く長大な鉄塔“スカイツリー”が鎮座して―。薔薇十字叢書随一の奇書、登場。
色々な時間軸がごっちゃになっていてこんがらがっていく。そして結末を迎えても結局のところ何が真実だったのか曖昧なまま終わってしまったような気がする。この作品は全体を通してそういうコンセプトなんだろうなぁ。あちらこちらにふらふらしている雰囲気が確かに関口らしい、関口にとっては災難なんだろうけど。
未来の姿は本当に関口の〇〇なんだろうか。もやっとする…!こういう終わり方が苦手な方にはオススメできないなですね…。不思議な読後感でした。