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[ライトノベル]星繋ぐ巫女のフォークロア ‐人狼×討伐のメソッドII‐(★★★★☆)

   

人狼討伐に全てを懸ける男・吉田射織。肩書は東京人狼討伐庁長官補佐、あだ名は討伐サイボーグ、嫌いな物は馬鹿と無能と人でなし、欠点は致命的な方向音痴。出張中に遭難した山奥で、射織は幼い少女と出会う。少女の名は、秋宮アイカ。純真無垢な少女の故郷“神代村”は、美しくのどかな理想郷。しかし村には秘密があって…。死者にまつわる奇妙な村の風習、肉を模した赤い餅、存在しえない絶版雑誌、眼球抉りの映画ヒロイン、秘密を暴いた記者の失踪―バラバラのピースは、解けて砕けて交錯し、やがては大きなうねりを起こしていく。この出会いは悲劇か奇跡か幻か。星々煌めく七夕の夜―全てが“繋がる”。
シリーズ2冊目。今回は前巻で少し登場した射織が主人公。サイボーグと評される程冷静沈着な射織がアイカと出会ったことをきっかけに少しずつ人情味溢れるキャラに変化していく過程が好きです。村での奇妙な風習やアリスチルドレンなどミステリ要素も入れながらストーリー展開していき、前回よりも面白かったです。
最後の射織のファーストキス発言にギャップ萌え。アイカのことを大好きだと自覚しておきながら、「二度と会わない」と線引きしているあたりが真面目な射織らしいなと。アイカにはこれからも健やかに育ってほしいです。人狼はやっぱり被害者でもあるんだよね…。続きが出るなら買います。