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ロクでなし魔術講師と追想日誌2

   

ロクでなし魔術講師と追想日誌2 (ファンタジア文庫)

《あらすじ》
アルザーノ帝国魔術学院には、ロクでなしに振りまわされる三人の美少女たちがいた。彼女たちの名は、システィーナ・ルミア・リィエル。そんな彼女たちの日常は波乱がいっぱいで!?記憶喪失になったシスティーナは、不覚にもグレンに懐いてしまったり。学院へ通うルミアは、変装する何者かにストーカーされたり。アルバイト生活を始めたリィエルは、お金をピンハネされたり…そんな、ロクでなしな学園の日々。「僕は、…皆を守れる強い力が欲しいのに…ッ!」ついに明かされる“愚者の世界”誕生秘話。ロクでなしになる前のグレンの学生時代を描く、書き下ろしエピソードも収録!

システィーナが記憶を封印されて、いつものキレ芸からおしとやかで清楚なメインヒロインに変貌したのが最高のエピソード。誇張を抜きにして、ルミアの人気を越えてメインヒロインの座を簒奪できる勢い……、そもそもポジション的にはメインヒロインだけれど、どこかメインヒロインにはなり切れないシスティーナ。

そんなこんなで、アルザーノ帝国魔術学院をメインにしたグレンたちの日常に、普段はなかなか登場しないアルベルトまで参入してのエピソードや、かなりはっちゃけた内容まで満載でファンにとってはたまらない短編集でした。本編においても、いつも安定した高いクオリティでもって楽しませてくれるけれど、短編集においてもこれまで培ってきたキャラクターの性格や個性を生かしたエピソードを生み出してくれて本当に満足のいく内容でした。

次は本編のほうで、グレンたちの動く姿を楽しみたいので、新刊が待ち遠しいです。