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[ライトノベル]図書館は、いつも静かに騒がしい (★★★★☆)

   

楽しくってほろりとする、図書館人情奮闘記 。就職活動で挫折し、半年間ひきこもっていた23歳の菅原麻衣。偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応 募したところ、あっさりと採用される。いざ出勤してみると、本を手放したくないと泣きじゃくる女性や何でもミステリーにしたがる男性、妙な歌を自作するおはなし会が得意な主婦など、同僚は変人ばかり。 これまで図書館に興味がなかった麻衣は周囲の情熱に後ろめたく思いながらも、仕事を通じて来館する人々と触れ合ううちに自分の気持ちが変わっていくのを感じ――。
「図書館」という場所が大好きな私にとってはぴったりの一冊でした。就活で失敗して落ち込むのは私も通った道なのですごくよくわかる、初めて職場に行くことの恐怖も。それにしても図書館の人達のキャラが濃いな〜(笑)特に館長のキャラが掴めたような掴めてないような。鮎川みたいなクセのあるキャラもいますが基本的に皆優しい人達で麻衣が羨ましい。
やっぱり図書館の人は体力仕事が多いんですね。薄給というリアルな情報は予想通り、鮎川の言う通り本が好きな人だからこそ長続きする職場というも頷ける。続きがあるなら辰之進との再会エピソードも読んでみたいです、少し恋愛要素を期待してみる。麻衣の成長ストーリーとしても上手くまとまっていて読みやすかったです。