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『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンX〈中〉』

   

川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー。10話中巻は「羽柴十本槍」の面々に宣告された
驚くべき事実に対し、武蔵勢がどう受け止め、未来を突き進もうとするかが描かれます。
(イラスト/さとやす 先生(TENKY))

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893520-3/


そりゃあ、ああも言われて「ハイそうですか」と頷けるワケもなく個人戦になだれ込んで
いくのは必定というもので。しかし衝撃の事実を次々に突き付けられては都度騒ぎ立てる
武蔵勢の肝の太さがすごい。“糟屋”の落胆ぶりには同情を禁じ得ない、というところで。

個人戦が一進一退の成績を刻んでいく熱い展開を経て武蔵と相対する安土との艦隊戦へと
なだれ込んでいく中にもドラマが。“大久保”の“正純”に対する提案から透けて見える
複雑な胸の内にいじらしさを感じます。そして艦隊戦の結末もアレですから驚きの連続で。

創世計画の行方が急速な動きを見せていく間、進むべき道を模索する武蔵勢の心情も色々。
とりわけ“トーリ”の迷いが浮き彫りになる場面であの見開きの使い方は圧巻の他はなく。
そこから畳みかけるように襲いかかる異常事態と対する秘策がどう実を結ぶのか注目です。