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『ようこそ実力至上主義の教室へ 5』

   

衣笠彰梧 先生が贈る新たな学園黙示録。第5巻は夏休み明けに行われる体育祭に向けて
Aクラスと協力、B・Cクラスと勝負することになったDクラスの紆余曲折を描きます。
(イラスト:トモセシュンサク 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1499


無人島や船上の特別試験とは違い、あくまで「体育祭」だと位置付ける“綾小路”の真意
を図りかねる“堀北”は苛立ちを隠せず、また体力自慢の“須藤”がクラス勝利に向けて
乗り出す動きに辟易するわ、で次第にDクラスの中で浮き始めます。いつもの話ですが。

一方“綾小路”は、いよいよ頭角を見せてきた“龍園”や“葛城”を抑えAクラスで台頭
する“坂柳”の存在に注目しつつ、来たるべき“堀北”の失敗に備えて最低限のフォロー
をします。これがまた的確で小憎らしいですが、今回は度が過ぎたようでそこが面白い。

今回は個人の力にしか頼らない“堀北”を徹底的に貶めて改心させるお話、ということで
裏切り者の件も含めて彼女の様子はみていてつらいですが、“須藤”と境遇を重ねて遂に
折れる場面には将来性を感じました。後は“綾小路”がピンチな感じなのが気になります。